読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

北條カズマレの庵

自分のネットでの活動の拠点です。自作の動画・自作の創作論などの解説を載せていきます。

【小説に関する言説】3.キャラ造形(一)

キャラ造りの基本

物語においてはキャラが全ての発起点であるという言い方ができる。

勿論お話を先に作る人もいるだろう。トリックを先に作る人もいるだろう。メッセージから降ろしてくる人もいるだろう。既にあるお話を組み替えて作る人もいるだろう。

しかし「キャラの人格から生まれる行動の記録」こそが最も普遍的な物語の在り方なのだ。

お話はキャラの人格に従属しているとも言える。

逆はない。

お話の展開が進むたびにキャラの人格がコロコロ変わってはならないのだ。

お話はキャラから生まれる。

キャラが本当に生きて存在していると思えば読者はまるで別のお話すら想像することができるのだ。

それが二次創作だ。

この基本を忘れてはならない。 

 

キャラと物語の関係

「生きている」キャラからこそ実感を伴った物語が生まれる。

では「生きている」とは何か?

厚みのことである。奥行きのことである。

最初の印象は単なる嫌な奴、小汚いやつ、卑怯な奴。

そんなキャラが、内面や過去や意外な一面を露わにするうちにだんだんと身近な人物のように、実際にいそうな、いたら楽しいだろうな(友達になりたいかは別として)と思えるようになったら、そのキャラは生き始めるのだ。

そういうキャラは忘れられない。

キャラが忘れられないならその行動の記録であるところの物語もまた忘れられなくなる。

大成功というわけだ。

では具体的にどうすればそんなキャラが作れるか?

正解を語るのは次回に持ち越そう。