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北條カズマレの庵

自分のネットでの活動の拠点です。自作の動画・自作の創作論などの解説を載せていきます。

【小説に関する言説】6.キャラの人生に責任を持つ

小説とはつまり人生である

誰でも、小説家になる気のない人であっても、誰でも一冊は小説が書ける。

自分の人生について書けばいいのだ。

つまり小説とは人生のことであり、人生とは小説なのだ。 

 

キャラクターの人生

キャラクターにも人生がある。

これまこのブログでキャラ造形について書いてきたことを実行すれば、確実にそのキャラには人生が宿っていることだろう。

だとすればもうその遍歴は小説になっているのではないか?

後はキャラ間の対話である。

物語を動かすドラマは複数の人物の対立、融和、求めあい、etc.なのだ。

 

キャラクターシート一例

ここに今執筆中(というか構想中)のとあるキャラクターのキャラクターシートを乗せようと思う。

ネタバレ回避のため見せられない部分、まだ決まっていない部分…そればかりで申し訳ない。そして肝心の履歴書も作中の暦すら決まっていないのでまだ存在していないが……

・自己認識
 →王族嫌い、無私無欲の王など存在しないと思っている。

・他己認識
 →粗暴で野卑な男

超自我認識
 →本当は仕える価値のある王を求めている。

・顕在意識が持つ望みと恐れ
 →望:現在の御役目をさっさと終わらせて自由になりたい、恐:それまでに○○○に何かあって報酬を受け取れないこと

・潜在意識が持つ望みと恐れ
 →望:無私無欲の王という存在を一目見たいと思っている、恐:○○○がそれにふさわしく無い存在になってしまうこと

・簡易履歴書
 (ついつい無意識に理想の王を求めてしまうような過去の体験を作る)
  ↓
 (世の人心の汚さに絶望している。人間捨てたもんじゃないな、と思えるような人物を熱望している)
  ↓
 (人間の私利私欲に関して割と洒落にならないひどい目に遭っている設定にしよう)

 →孤児に生まれ結婚し子供をもうけるが去られ子供達には嫌われ…。
  人間にも人生にも絶望している。

山猿と呼ばれることについて
→気にしていないが自分にふさわしいと思っている。○○○からは決してそう呼ばない事に関してはうっとうしいようなこそばゆいような認められているような。

×××であること
→○○○○…なので○○○の護衛に選ばれた。

無教養であること
→教養ある生まれ、高貴な生まれに対するコンプレックスは特にない。全然別の生き物と思っている。

ワイルドな見た目
→無精ひげを蓄えている

別れた妻アリ
→人間不信の原因。理解できない。

子供
→妻の言いなりに自分の悪口を吹き込まれていてちゃんと付き合えない。

がっしりした体格

口癖
→とにかく斜に構えている。

口調
→○○○にすら敬語を使わない。

ポリシー
→どんな時も我を通そうとする。自分が正しいと思ったものを。○○○姫と衝突することも。

客観的
→ずっと引いた視点でいるので○○○姫にぞっこん(△△△)だったり、重責を担っている人間(□□□)とは違う意見を提供できる。

本音を言いすぎる
→○○○の矛盾や傲慢を穿つことができる。

外交的でもなく内向的でもなくやや消極的
→人間に対する不信からやや引いた姿勢が多い

攻撃的で強気
→あまり臆さずに、かつ激さずにえぐるようなことを言う。

天邪鬼で冷静
→上のような感じ

排他的
→とにかく人を信じず受け入れないが心の底では信じたいと思っている。

敏感
→○○○と同じ視点になれるくらいよく気が付くが、解釈は全く違う。

正攻法じゃない
→斜に構えて素直じゃない方法をとる。

さっぱり
→くよくよ悩む奴は嫌い。

感情的
→しかし本来的には感情的で、引いてはいても好き嫌いで物事を判断する。○○○とは違う。

無頓着
→小汚い

利己的
→自己犠牲的であることもあったが、人間への信頼を完全に失った今ではもう利己的であることしかなできい。

運が悪い
→まあ過酷な運命を歩んできたわけだ

進歩的でも保守的でもない
→政治や宗教や倫理に興味はない。無私を体現した○○○という実例を目にすることで…

勝手で無責任でツンデレでしたたかで意地汚くて下世話で下品で上から目線でおしゃべりで卑屈で意地悪でエロで卑怯で懲りない。

食事
→腹が満ちればいい。

好きな事
→女。本当は愛情が欲しいのだ。寂しいのだ。

嫌いな事
→他人が壁にぶち当たって立ち止まる様を見るとイライラし、○○○に諫められる。


→女々しい色は嫌い。

音楽
→興味なし

趣味
→体を動かし武芸を磨くこと。型稽古が多い。意外と知能が高いのであまり考え無しの鍛錬はやらない。

特技
→武には絶対の自信がある。

無法者から取りたてられたこと
→ただ遺伝的近似性だけで選ばれたことについてうっとうしいと思っている。

王族護衛について
→まじめにやらない。最低限しか。さすがに○○○が危ない目に遭った時は仕事するが。

あぶれ者だったことについて
→自分だけの力で生きてきたことへの誇り。

知能レベル高
→鋭いことが言える。

知識レベル低
聖典についても何も知らない。

宗教と信仰心
→否定的

危機的局面
→誰よりも体が素早く動く

弱者に対する態度
→無視。弱いやつは氏ね。○○○との最も相容れない部分

女に振られた
→猫なで声で媚びる

失敗したとき
→認めずに他人のせいにする

わからない時
→頭いいんだからもっとわかるように説明しろ!という

コンプレックス
→高潔な人間などいないと信じている。そういう人間が現れるとすぐに粗を探す。冷静に評価することはできない。しかしそういう人間の実在を信じたい。

トラウマ
→誰にも愛されずに生まれ育ったこと。本気で好いた女に憎まれたこと。

苦手なタイプ
→○○○のような正論と高潔な態度を前面に押し出す人間。そういう態度は理解できるのだが感情が許さない。つまり、実際の運用において非現実的になると言いたい。

好きな場所
→埋没していられる都会の中

性格
→ちゃらんぽらんな自分が好き

貧民街で出生
→コンプではない。むしろアイデンティティの本質。だからこそ自分は世の中のことわかってると思っている。

孤独の中で育つ
→これに関しては寂しい思いがあり、愛が欲しいと思っている。○○○から普遍的なアガペーを感じて救われる。。

女房との出会いと別れ
→仕方ないと強がっているが、本当は極大のダメージ

子供に対して
→このまま自分と同じ寂しい子供時代を送るんじゃないかと恐れている。

 

どうだろうか。

本当はここに借り物のキャラクターシートとJIS企画の履歴書が加わるのだが。

そのくらいすればそのキャラの人生に責任を持ったと言えるのではないか。

今日はこれくらいにしたい。

ではでは。