北條カズマレの庵

自分のネットでの活動の拠点の一つです。自作の動画・自作の創作論などの解説を載せていきます。

【レジュメ】これからの世の中を支配するコミュニティの在り方について

「合(現段階では界隈と読み替えても可)」
リアルおよびネットでつながる緩い個人の連合

〇存立条件
・代替不可能なアトラクター(例えばイケハヤ、えらてん)
(もしかしたらラファエルは仮面を継承することで代替可能かもしれなかった。)
※アトラクター(引き付ける者)とは、「合」の関係ネットワークの中心となり、新たに人間を引き寄せ関係性を創出していく魅力ある人間のことである。
・アトラクターを中心とする個人同士のネットワーク
・リアルの場とネットワークの場、どちらも持つ(オンラインオフラインどちらでも影響力を行使できる)

〇特徴
・接続する人間(所属する人間ではなく、こういう言い方がされる)には、忠誠心ではなく、興味を持ち続けることが要求される。
・ネットという遠距離関係性と、リアルという近距離関係性を持ち、両者はかなり異なる。
・明確な内部ルールを持たない(システムでは動かない)、義理や友情など、非合理的な関係性でつながる。
・組織では「ない」
・出入が自由(所属は必須でない)
・特定の個人は、アトラクターとの距離が近いほど、「合」全体への影響力を高める。
・ある目的が出現するたびに、「合」がアクセス可能なネットワークから人材を引っ張ってくる。
・必ずしも個人個人は明確な目的や所属意識や「合」全体の大戦略への賛成意識を持たなくてもいい。
・相互扶助性を持つことを目指す。

〇十分に発展した「合」が備えているもの
・相互扶助性
・アトラクター代替性(これは本当に可能かどうか不明)
・目的即応性(ある目的が生じたときに滞りなくそれに適した人材を用いて計画をくみ上げられる)

〇「合」が備えることができるもの
・ネットワーク内での非定型婚姻制度

※まだ十分に発展していない「合」を「界隈」と呼ぶ
※「界隈」の段階で相互扶助性など、全体に負担を強いる要素にコミットすると瓦解するか、発展が止まる。
※歴史的には地縁血縁集団と似る。